本を読んだり、読まなかったり

450 片岡義男 『花模様が怖い』 早川書房

うわ、これってこんな内容だったのか、と図書館で受取ってびっくり。中身はどれも拳銃がテーマになっているハードボイルドの短編ばかりだ。最後まで読んだけれど、ちっとも自分の趣味じゃなかったのだった。ひとつだけ面白く読んだのが、あまり特徴はないが健康で美しい女(彼の小説に出る主人公はこういうのが多い)がひそかに拳銃の訓練をして、東京の街の偶然の死角で行きずりに人を撃っていくという話だった。全般に、女が男を撃つ話は読んでいてもわりに平気だが、逆の話はかなり不愉快なのだった。
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by tummycat | 2009-06-03 08:01