本を読んだり、読まなかったり

456 柴田元幸 『死んでいるかしら』 新書館

楽しく軽く読むエッセイとして、以前は村上春樹を愛好していてましたが、最近はこの方のを読んでます。これは10年ぐらい前のもの。

「死んでいるかしら」は柴田センセイがひょっとして自分は少し前に死んでいるのにうっかりそれに気づかないでいるのではないか、と心配する話なのだが、わたしも全く同じことをよく思うのだ。特に交通量の多い道路を無理して渡ったあと、「さっき事故にあったのかもしれない。わたしは今、死んでいるのかも」と思ってしまう。でも気づかないふりしてすたすたと歩きつづけるのだ。

あと面白かったのはアメリカのゴミ屋敷の話だ。この人は自分のことを語るよりも、全く関係のないお話を語るときの方が面白いと思う。イラストが楽しい。
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by tummycat | 2009-06-24 20:01