本を読んだり、読まなかったり

467  フランク・ディレイニー 『ケルト 生きている神話』  森野聡子 創元社

だいぶ前に古本市で買っていたもの。あのときは書かれているケルト神話を殆ど知らなかったが、今はなじみの話が多い。

アイルランドとともに、ケルト民族が多いとされるスコットランド、ウェールズはそれぞれケルトに対する態度が違っていて興味深い。ウェールズの詩を読んでみたい。

訳者のあとがきに書かれてあった、この人がウェールズの大学院に留学して博論を提出したときの口頭試問の様子が面白かった。ふつうならこういう場合は英語が話されると思われたのに、口頭試問に招かれた学外の研究者も、その大学の教授たちも、そして本人も、みな英語が母国語ではなかったので、ではウェールズ語でしましょうということになったらしい。今でもそんなに活用されているなんて、すたれる一方のアイルランド語とはだいぶ様子が違うようだ。
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by tummycat | 2009-08-19 16:48