本を読んだり、読まなかったり

469 ターシャ・テューダー、リチャード・W.ブラウン  『ターシャの家』 メディアファクトリー

ひところ人気だったターシャさん。わたしはずっとイギリスのおばあさんなのだと思っていたのだが、アメリカ人なんですね。

50歳を過ぎてバーモントの奥まった場所に「古く見える新しい家」を建てて暮らした。経歴を見てもその面構えを見ても、ただの家庭的な主婦ではないとわかる。年を取るということに脅えずにやりたいことをやるところはアメリカのいいところだ。(家など建てたことがない家具職人の息子が建てた。)家の中の雑貨も、一見アンティークに見えるが実はレプリカだというのもアメリカ人っぽい。植木鉢に特別製の液体を塗ってわざと苔を生えさせて古く見せたりしている。ニセモノの古さ。でも本人はレプリカじゃなくて本物の古いおばあさんである。

彼女の手作りの凝ったワンピースを見ると、こういう暮らしをするにはまず手先が器用じゃないとダメなんだなぁと思う。(手先が器用であるということで、どれだけ人生の幅が広がることか。超不器用なわたしは最近よく思う。)
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by tummycat | 2009-09-03 09:49