本を読んだり、読まなかったり

539 高山宏 『殺す・集める・読む』 東京創元社

ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』についての論考を目当てに読んだのだけど、どの章も面白かった。『ドラキュラ』については、口承文学と文字に書かれた文学との対立をよく言われるみたいに女性性と男性性の対立ではなくて子供と大人のと捉えていて、ドラキュラが結婚前の乙女を襲うのは大人になろうとするのを妨害したいからとのこと。『ドラキュラ』以外にも、チェスタトンやクリスティをにわかに読みたくなった。
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by tummycat | 2010-07-15 09:11