本を読んだり、読まなかったり

123 「富士日記」  武田百合子著  (中公文庫)

これが生きるということなんだなぁと思う。

 働くこと。おいしいものを食べること。楽しいことすること。きれいな景色を見ること。と同時に生きていくうちには、楽しくないことがあったり、うんざりもする。

 命あるものはこの世に生まれて、最盛期を迎えて、衰えて、この世を去って行く。武田夫妻も仲良しだった大岡昇平夫妻も、犬のポコも、猫のタマも。石屋の外川さんも、隣のおじいさんおばあさんも、庭のうぐいすやウサギも。

 なんて、つまらない感想しか書けないけれど、今年読んだ本のなかでたぶん一番よかった本。
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by tummycat | 2004-06-26 00:00 | た行