本を読んだり、読まなかったり

230 内田樹 「知に働けば蔵が建つ」 文藝春秋

毎度おなじみの内田文体。ブログの文章をそのまま本にしたもの。

内田先生のお兄さんは昔、勉強する弟にこう言ったそうだけど、まさに至言。
「勉強ができるというのは頭がいいという意味ではない。
勉強のようなくだらないことに限りあるリソースを惜しみなく注ぎ込むことができるという、
一種の狂気に罹患していることを言うにすぎない」
わたしがやってることもまさにこういう感じ。若いときは「狂気」だろうけど
わたしの年齢だと「暇人」と言ってもよい。あるいは「逃避」とか。

さて、現代の40代(内田先生より下の世代)の共通点について鋭いことを言っている。
わたしもこれに入る。特徴は「デタッチメント」。すごく当たっていると思う。
前の世代はコミットメントの世代だったのでその反動で40代は
世間や会社や血縁などから離れたがる。ややこしい関係はうんざり、ほっといてくれ。
しかしその世代が学校などに文句を言いに来る頻度が高いというのには笑ってしまう。
そうなのかもしれないなぁ。
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by tummycat | 2006-02-09 10:38 | あ行