本を読んだり、読まなかったり

160 「英国に就いて」 吉田健一著 (ちくま文庫)←660円

この本はすぐ下の「英語と英国と英国人」と一緒にアマゾンで注文したもの。手に取ってみると、なんと収録されている文章の半分以上が重複していた。がっくり。ちゃんと調べてから注文しないとダメだなぁ。もう。

どちらか一方を買うのなら「英語と英国と英国人」の方が値段は高いけどお勧め。しかし、講談社文芸文庫は高いなぁ。文庫本なのに1050円もする! 装丁のセンスもよくないし。

「英国に就いて」の中で、重複していなかった「英国の絵」を興味深く読んだ。この人の文章は(大抵の人があきれるだろうけど)実に、実に、読みにくいのである。絵に興味があるのでわたしはかなり熱心に読んだのだけど、それでも言わんとすることを把握するのに苦労した。彼の文体はたしかに魅力がある。あるのだが、その魅力をもうすこーし減らしてもいいから、分かりやすい文章にしてほしいなぁと思うこともあるのだ。
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by tummycat | 2005-01-06 00:00 | やらわ行