本を読んだり、読まなかったり

161 「森有正エッセー集 3」 森有正著 (ちくま学芸文庫)

ほんとうに、ほんとうに、久しぶりの森有正...。この本には「遥かなノートルダム」「黄昏のノートルダム」「遠ざかるノートルダム」の他に61年から68年までの日記が収められている。日記を読みたくてこの本を買った。日記以外のエッセイは四半世紀ぶりの再読。

 小さいことで新しく気がついたこともいくつかあるけれど、とにかくこの人には圧倒される。この人の文章を読んだ後は、もう自分で「文化」という言葉を口にするのが嫌になる。

 何かについてじっくりと考え、自分の経験とするには、恐ろしいほどの時間がかかるということ。人の一生は短すぎる。
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by tummycat | 2005-01-14 00:00 | ま行