本を読んだり、読まなかったり

260 川上弘美 「東京日記 卵一個分のお祝い。」 平凡社

ちょっと見は作家のウェブ日記みたいだけど、読んでいくとこれも作品なのだとわかる。
短くて簡単な日記が続き、続けて読むと、散文と詩の中間みたいと思う。
そういえば、川上弘美って1冊読んだきりだけど(何だっけ?)、小説もこんな感じだった。

ふふと笑うような話もいくつかあったり、すごく不思議な話があったり。

友人の子供が日に何度も母親に手紙をくれるのだという。
その手紙の文面はいつも「かならずたすけます」なんだって。
男の子なのかなぁ。

それにしても、この人の天然ぶり(というのか)はどれぐらい「素」なんだろう。
たとえば武田百合子は120%素だけど、この人は95%ぐらいかなぁと
感じてしまうところが、いまいちファンになれない理由かな。
決して嫌いじゃないんだけど。

40代後半(わたしと2つ違い)なのに、こんな風でいいのかと思ったり、
いいんだよと思い直したりして読んでました。
[PR]
by tummycat | 2006-07-10 16:45 | か行