本を読んだり、読まなかったり

302 絲山秋子 「イッツ・オンリー・トーク」 文春文庫

今回のリゾート本の5冊め。リヴィア・デイヴィス、ポール・オースター、ミュリエル・スパークと、それぞれが濃厚で独特な味の果汁のような作家を続けて読んだ後でこの小説を読みがっかりした。薄い粉末ジュースを飲まされたみたい。こういう小説を好む人というのは主人公と自分に近い体温を感じて共感するのかな。わたしは共感することもないし、話もつまらなくて退屈した。『イッツ・オンリー・トーク』は最後まで読んだけれど、『第七障害』は途中でやめた。
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by tummycat | 2007-03-03 12:19 | あ行